フラット形状のシステムキッチン扉、機械加工について

みなさんはじめまして、エフです

自分はカットしたり貼ったりと機械を使っていろいろな加工をしています。

福山キッチンでは、大きく分けて「框組み」と「フラット形状」の2種類のタイプのシステムキッチン扉を製造していますが、今回は「フラット形状」の、機械加工を中心にざっくりとの説明させていただきます。

≪原板カット≫
まずはこの工程。世界中の様々な天然銘木突板を貼った原板(3尺×6尺や4尺×8尺)を、サイズ毎にパネルソーやNCテノーナーで正寸カットします。
この作業で扉のサイズが決まってしまい、かなり重要で神経を使います。大きなサイズに間違えたならまだしも、小さくカットしてしまった扉は元に戻らない訳で・・・・。そんな時は寒い真冬でも変な汗をかいた経験が何度か・・・・。材料を無駄にしちゃってスイマセン。

≪木口貼り≫
パネルソーでカットした製品に、この工程で「エッヂバインダー」という機械を使って木口貼りを行ないます。0.5mm~10mmまでの木口テープ(天然木)や無垢の面材を貼り付けます。その際、木口面にR面やC面の加工も同時に行ないます。
ここでは接着面、強度に神経を使います。その件にと~っても深く関わってくるのが、糊と木口材の相性です。奴らがなかなかの曲者で、冬場冷え切っていると糊の出は悪いし、かと言って機械のヒーター温度を上げすぎると木口材は焦げちゃうし。
でも部材は低いと接着強度が弱くなってしまうので、部材だけストーブで暖めたり・・・・と結構大変なんです。部材温度・面材温度・場内温度を毎回チェックし記録を残しながら管理しています。

エッヂバインダーと同じような機械で「曲面貼り機」というものもあります。これは字の如くR付きのサイドパネル等、曲面の木口処理をする機械です。
曲面貼り機で作業するには、ちょっとしたコツというか慣れが必要で、意外と難しいです。製品を機械に押し付けるようにして接着させるため力が必要です。か弱い(?)僕は必死で足を踏ん張ってやっています。おかげですぐに靴がボロボロに・・・。

以上のような加工の後、角の処理を行って生地研磨工程へと流れていきます。

機械加工はホントにいろいろ大変でぼやくこともありますが、やりがいもあり、難しい加工が出来た時の「やった感」はもうたまらんです。

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