今回お届けしたのは「楢(ナラ)突板ウレタン塗装」です
今回は楢突板ウレタン塗装です。
今回の楢は北海道産のものを使用しています。寒い土地で成長する木は成長のスピードがゆっくりな為、木目が細かく詰まっています。古くから内装材、家具に用いられている樹種です。
天然木の風合いを残しつつ、キッチン・リビング・ダイニングとの空間の調和にするように、少しだけグレー色を足したつや消し仕上げです。
※商品サンプルについて下記ご注意ください。
- 天然素材を使用する商品の場合、サンプルと本番では色柄が大きく異なる場合がございます。
- サンプル見本の再現期限はサンプル発行日から半年間です。
ウレタン塗装の様子
今回のサンプルは静電塗装機で塗装しています。
静電塗装とは、噴霧塗装の一種です。
霧状の塗料粒子に静電気を帯電させます。塗料粒子に(マイナス極)を帯電し、被塗物(プラス極)へ効率良く塗着させる仕組みです。
静電塗装機で目指すべき色味に近づけて、最後は人の目で確認しながら補色をして整えます。機械の力と人との技術を融合することで仕上げています。
インテリアコーディネーター小迫のコラム
壁や床、家具を白色でまとめた部屋は清潔感がありスッキリとして美しく感じますよね。しかし全てを白で統一してしまうと、クールなイメージが強くなりすぎる場合もあるかと思います。
そんな時は白色でまとめた空間に「温かみのあるベージュを含んだ薄いグレーのトープ色」を取り入れることで、柔らかい印象で空間を優しく見せる事ができると思います。
インテリアコーディネーター小迫 topics
福山市には徳川家康のいとこである水野勝成が1622年に築城した「福山城」があります。1945年の福山大空襲によって焼失した天守は、1966年に福山市のシンボルとして、そのほとんどが寄附により再建されました。ちょうどJRの駅のすぐ隣なので、新幹線で駅に降り立つとまず福山城がお出迎えしてくれます。しかし、今は(2021年12月現在)「令和の大普請(だいぶしん)」=改修工事の為、天守閣を見ることが出来ません。2022年夏ごろには大普請も終わる予定だそうです。この改修では外装だけでなく、なんと、城内には宿泊施設を設けるという「城泊」の計画もあるそうです。気分は城主といったところでしょうか。